兼業えほん作家Tのブログ

オリジナルえほん作品、およびネタ(種)の記録です。

鳴かぬなら「・・・・」ホトトギス。 

鳴かぬなら「・・・・」ホトトギス。 (ことば遊び)  

 

 

【鳴かぬなら「・・・・」ホトトギス】で表現された

歴史上の人物は有名ですよね。

 

鳴かぬなら、殺してしまえホトトギス

byノブナガ:ワイルド系

 

鳴かぬなら、鳴かせてみようホトトギス

byヒデヨシ:チャレンジ系

 

鳴かぬなら、鳴くまで待とうホトトギス

byイエヤス:待機系

 

 

ところで、我が家の場合「ホトトギス」は、

こんな感じです。

 

鳴かぬなら、「食べてしまおう」ホトトギス

Byハハ :肉食系。

 

鳴かぬなら、「笑ってみるかい」ホトトギス

Byムスコ:楽しい系。

 

鳴かぬなら、「怒っているの?」ホトトギス

Byムスメ:観察系かな。

 

鳴かぬなら、「そっとしとこう」ホトトギス

Byチチ:放置系。

 

鳴かぬなら、「もしかして、さっき鳴いたの?」ホトトギス

Byジージ:ぼんやり系。

 

鳴かぬなら、「好きにしなはれ」ホトトギス

Byバーバ:後押し系

 

一言で表現するって、

なかなかな、新発見でした。

童話 いたずらなシワ仙人     オリジナル作品

童話 いたずらなシワ仙人     オリジナル作品

 

わしは、シワ仙人じゃ。

わしは今、タオルに化けておる。

ふわふわと、風に吹かれて、飛ぶと気持ちいいからじゃ。

 

わしのタオルは、表はまっ白で、裏はまっ黒なんじゃ。

白い方で顔をふくと、シワが伸び、

黒い方で顔をふくと、シワができるのじゃよ。ふふふのふ。

 

シワ仙人タオルはいたずら好きで、温泉浴室で、こっそりタオルを取り替えて待ち伏せします。

 

黒い方で顔を拭いたおねえさんは、「ぎゃー、ぎゃー」さわぎます。

落ち着いたら「おかしいなあ、温泉に長く入りすぎたのかなあ?」

とかいいます。

 

白い方で顔を拭いたおばさんは、ラッキー、ハッピー、うれしー気分になります。「ここの温泉って、とってもシワが伸びるのねえ」と思います。

誰もタオルのせいだとは気づかないみたい。ふふふのふ。

シワ仙人は、待ち伏せするとき、黒い方で待ち伏せするのが好きです。

 

ある村は、シワだらけの人の村になってしましました。

また、ある村は、ピチピチのシワのない人だらけの村になっていました。

 

ある日、いたずらをしすぎたシワ仙人が、

川でこびりついたシワを落としていました。

使っていると汚れてくるので、洗わないとね。

 

シワが川に流れていきました。

シワは流れて、どこ行くの?

川下へ、そして、うみへ行く。

重いシワは、海の底にいっぱいたまります。

深海魚はシワだらけ。

 

軽いシワは、プカプカ浮いていて、ぼーっとした魚に食べられます。

ボーとしている魚たちは、眉間にシワができるような、ムヅカシイことなんて、ゼンゼン考えてないから、シワを食べても、平気です。

おなかすら痛くなりません。

 

イチバン軽いのは、笑いシワで、海から、雲にのって空へ行きます。

そして雨になって降ってきます。

この雨に当たると、笑いが止まらなくなり、

笑いジワが増えるそうです。

 

さて、川から上がったシワ仙人は、

体を乾かそうと、牧場で、ひなたぼっこをしていました。

 

そこへ、牛がやって来て、草と一緒に、

タオルのシワ仙人を食べてしましいました。

それから、その牛は、白黒の模様になりました。

 

シワ仙人のいたずらにあった人々は、「白黒牛のミルク」を飲んだら

元に戻ったそうです。

 

おしまい

まさかのトサカ!  オリジナル作品  

まさかのトサカ!  オリジナル作品

 

①わすれてしまいたいことがあるとき、にかぶります。

②この「トサカぼうし」は、かぶって3ぽあるくと、わすれます。

 

③ちゅうい 

・かぶっていることをわすれます。

・こうかは24じかんで、きえます。

・かぶると、カッコよくないです。

(「サカナくん」みたい、「トサカくん」でしょうか)

 

 

④じつは、わすれることで、しあわせになれることが、

いがいと、おおいのかもしれません。

 

たとえば、じぶんのびょうきのことを、わすれたら

「どこもわるくないねん」といいますと

⑤→びょうきの、すすみぐあいが、とまって

ほんとにケンコウになったりします。

 

⑥ビョウテキなダイエットをしてるのを、わすれたら

⑦よくたべ よくあそび、よくはたらいて、よくうごいてたら

ゲンキで、ケンコウになったりします。

 

⑧すぐわすれるおばあさんは、いつでも、どこでも、なんどでも

しゃべりまくって、ストレスが、たまらない。

 

⑨マイニチが、はじめましてで、であいが、しんせん

きいている、あいても、わすれてたら、エンドレスあいさつです。

 

10)だから、しんこくに、ながく、なやまないで、

かるくなやんで、すこし、わすれたほうがよいよい。

というおはなし。

 

11)おもいだしたら、ときたま「そんなことも、あったとさ」と、

むかしばなしにして、しまいましょう。

「〇〇ブンガクショウ」に、ノミネートされるかもしれません。

 

 

おしまい。

ひよこは・・・・。  オリジナル作品

おはようございます。

なんとなく、観察と想像文になりました。

 

 

ひよこは・・・・。      オリジナル作品

 

ひよこは、はしります。

ユビをゆかにトントンとすると、はしってきます。

うれしそうに、はしります。

ツバサ(ウデ?)を、バタバタさせて、はしります。

なんかいでも、はしります。

あきないのでしょうか。

 

ひよこは、あつまります。

「おしくらまんじゅう」が、すきみたいです。

ぎゅうぎゅう、ぎゅうぎゅうと、おしあいます。

しばらくしたら、

くたびれて、「スースー」ねます。

きゅうに、ねます。デンチがキレたみたいです。

 

 

ひよこは、ねます。

あつまったら、ねます。

あたたかくて、あんしんするのでしょうか

しゅうだんで、ねます。

おそわれたら、ぜんめつです。

 

ひよこは、「ピヨピヨ」なきます。

なぜ、「ピヨピヨ」なのでしょう。

かわいいからでしょうか。

 

 

ひよこはそだちマス。

たべて、はしって、ねて、おおきくなります。

フンもいっぱいします。

ずいぶんと、おおきくなっても「ピヨピヨ」なきます。

せいちょうして、トサカが、できたころ、

「そろそろ、ジブンは、ニワトリになったかなと、

コケコッコー」となきます。

 

なぜ「ピヨピヨ」が、「コケコッコー」になるのでしょうか?

ニワトリも「ピヨピヨ」だとカワイイのに、とおもいます。

 

ただ、ヒヨコが「コケコッコー」となくと、

ちょっと、えらそうです。

かわいいと、おもえないかもしれません。

 

いまのまんまが、「ちょうどいい」のかもしれません。

 

おしまい。

 

 

 

「修行(しゅぎょう)」ってなあに? (なんとなく+R 13〜) 

今回は、・・・ヒトリごとっぽくなりました。

 

 

「修行(しゅぎょう)」ってなあに?  (なんとなく+R 13〜) 

 

突然ですが、「しゅぎょう」とは、

ブッキョウで、さとりえるため、おこなう、

こころとカラダのくぎょう(きびしいれんしゅう)のこと。

 

 

・・・「しゅぎょう」って

カッコよさそう、つらそう、きびしそう。

 

 

じんせいは「シュギョウ」らしい。

「エー、きいてませんけど」

できるだけ、つらいことは、したくないなあ。

 

 

「ふまじめ」かもしれないけど、

「しゅぎょう」を、「カンタンに、たのしく、でいいんじゃないかな」

 

たとえば、

「おこらない」しゅぎょうは、チカラをぬいて、「ひとごとだ」とおもう。

「あせらない」しゅぎょうは、ゆっくりやっても「いずれたどりつく」

「かなしまない」しゅぎょうは、「みんな、にたようなことがある」

「おちこまない」しゅぎょうは、「つぎは、だいじょうぶ」とおもう。

「カラダ」のしゅぎょうは、「よろこばれることを」する。

 

 

ちょっとずつ、かんがえて、ヨユウで、ヨウキでいると、

ジカンがゆっくりと、ナガレれていくかんじ。

 

 

チャレンジはたのしい。

すこしずつ、「なにかが」できるようになると、うれしい。

「さて、どこまでいこうかな?」

「なんとなく、ヨユウ、ヨユウ。」

 

とあるペット犬のヒトリゴト オリジナル作品 文

原作 とあるペット犬のヒトリゴト(犬目線) オリジナル作品

 

①ペットショップにて

ボクは、ながいこと、ここにいる。

ふるいナカマは、いつのまにか、いなくなる。

「そろそろ、じぶん、やばそうや。かってくれそうなひとが、きたら、

おもいきり、しっぽふろう」

 

②「きたきた、きたで、しっぽふろっと」ビュンビュン、バッサバサ。

「しっぽふりすぎて、ちびってしまった、どうしょう」 

「えっ、ボクおかいあげ!・・・ふう、とりあえずセーフ」

 

③ボクのおうちはどこやろか。

「ビビるー、ふるえが、とまらん、コワイヨー。

おなかへったけど、キンチョウして、ゴハンたべられへん」

ハウスとゲージ(オリ)があリました。

 

④ドッグフードてんこもり、「なんかゆうてるけど、ようわからん。

って、とりあえずほえたら、おこってるやんか。どうしたらええんやろ」

 

⑤りんごのカワもろた。「おいしいやん」「シャリシャリシャリ」ってたべた。

「カワをむくおとが「シャリ」って、きこえたらりんごやな。

おぼえたで」

カワばっかりくれる。「どんだけくれるねん」

もうケッコウですと「キャイーン」とないた。

 

⑥きょうは、ながいことクルマにのったで、にもつのよこで。 

キャンプへいくらしい。「せまいよー、ゆれるよー。」 

いっぱいゆられて、どっかについた。「こわいやん。びびるー」

キャンプじょうでは、ずーっとふるえてた。

 

⑦またべつのひ

みんなかえってけーへん。リョコウにいったらしい。

ドッグフードヤマづみやった、すぐ、たべおわった。

 

⑧すぐに、どっさりうんちした。なんかいもした。

まえのを、ふまないように、きにしてる。・・・ときどき 「むにゅ」

にかい、よるが、きた。

おなかが「ぐー、ぐー、ぐー、ギュルギュルルン」イッキにたべたからなあ。

 

⑨さんかいめのよるに、みんな、かえってきた。

「わん」とほえた。みんな、はなれたまんま。

「・・・・はて?』

 

⑩におうのか?  におうのね!

くさいのね!   やっぱりね。

おふろでゴシゴシされた。

 

11)いつも、みんなが、でかけたら、ぼっちでゴロゴロ。 

メがかゆーい、かおゴシゴシ。カオあらっている「ねこ」みたい。  

ひなたぼっこで、まるくなる。わし「イヌ」やけど。

 

12)ひるま、ぼっちでいると、そとのオト、こどもコエが、コワイのよ。

ゆうびんはいたつのおと、しょうがくせいのコエ、ドアのオト、

ゼンブびびる。ぜんぶ、ほえちゃう。

イエのひとが、かえってきても、ほえたら、おこられた。

 

13)このごろ、よーねるねん。「としかなあ」 

ねざめに、ストレッチしよー。

 

14)うしろアシが、ピクピクけいれんする。

ゆかをけったら、「そんなのかんけいねえ」みたいと、

いわれた。「そんなのわかんねー」

 

15)オイシャサマのいうことにゃ、じゅみょうだって。

それから、イエのヒトが、よくナデナデしてくれるようになりました。

みんな、ちょっとだけ、やさしくなったよ。

ちょっとだけね。

しばらくしたら、まわりがしずかになった。

「これは、おわりだな・・・」たましいが、ぬけたみたい。

まあ、よくわかんないけど「かぞくのみなさん、いっしょにすごしてくれて、ありがとね。ケッコウたのしかったで、ほなサイナラ」と、

イヌのかたちをした、「うすちゃいろのクモ」が、おそらをのぼっていきました。

 

おしまい。

わすれっぽいオンドリさん、きょうもめんどりさんと・・・オリジナル作品

わすれっぽいおんどりさん

きょうも、めんどりさんと・・・

 

 

きょうは、めんどりさんと、ピクニックです。

ハリガミに、かいてあります。

「よういして、さあしゅっぱつだ。」

とおんどりさん

 

「あれっ、カギがないぞ」ときがつきました。

おんどりさんは、カギをとりにいきました。

 

「あれっ、サイフがないぞ」ときがつきました。

おんどりさんは、サイフをとりにいきました。

 

「おやっ、トイレに、いきたくなったぞ」

おんどりさんは、トイレにいきました。

 

「うーん、うーん、なかなかでないなあ。」

「うーん、うーん、うーん」

「うーん、うーん、ぶふーーーーっ」

 

「やっとでた、ああスッキリした」

あまりにも、スッキリしたおんどりさんは

あたまのなかも、スッキリしてしまいました。

 

それで、ピクニックのことをすっかりわすれて、

ソファーでくつろいでいました。

 

「ピンポーン」

めんどりさんが、やってきました。

 

「こんにちは、おんどりさん」

「きょうは、ピクニックですよ。

おでかけのじゅんびはどう?」

 

「・・・・・」とおんどりさん

 

「カギはありますか?」とめんどりさん。

「あるよ」とおんどりさん

 

「サイフはありますか?」とめんどりさん

「あるよ」とおんどりさん

 

「トイレはだいじょうぶ?」とめんどりさん

「だいじょうぶ」とおんどりさん

 

「じゅんびおっけーね!さあいきましょう」とめんどりさん

「はーい」とおんどりさん

 

やくそくのじかんを30ふん、はやめていた

めんどりさんは、にっこり笑って

 

「いつもどおりだわ。」

とおんどりさんとなかよく

ピクニックへ、おでかけしました。

 

 

おしまい。